タダより高いものはない、とはよく言ったもので、無料のレンタルサーバーにはそれなりにデメリットも多い。
サイトデザインと不釣り合いな企業広告が表示されたサイトを見た覚えはないだろうか。無料のレンタルサーバーの特徴が、サイトに強制的に広告が挿入されることだ。この広告の閲覧によって業者は収益を上げている。無料でサービスを利用しているユーザーにとっての対価なので、たとえ不満があってもこればかりは仕方がない。
とはいえ、広告収入だけで有料サーバー並みのサービスを提供できるわけではない。無料なりのサービス、つまりユーザーサポートがなかったり、掲示板やチャットなどのCGIの設置を禁止していたり、ディスク容量がかなり乏しかったりするものだ。
無料のレンタルサーバーは人件費をかなり削減していて、まともなサポート対応は期待できないことが多い。サーバー自体の処理能力も低く、サーバーに負荷のかかるプログラムの使用や、サーバーの利用方法、ホームページの内容までかなりの制限を受ける。
何より、無料で運営する業者には常に倒産の不安がつきまとう。倒産まではいかなくとも、業績次第で急にサービスを停止したり、内容や規約を変更したりすることは十分に考えられる。
無料という言葉は、無責任という言葉におきかえて理解しておいた方がいいだろう。
ユーザーに対する責任とサービスの質の維持・向上を求めるならば、無料のレンタルサーバーは選択すべきではないだろう。