ホームページやブログなどで情報を発信するためにはサーバーが必要だ。サーバーの持つインターネット上の情報スペースを土地と言い換えると、ホームページやブログは建物にあたる。
自力でサーバーを構築してインターネット上に情報スペースを持てれば、わずらわしい制約もなくホームページやブログで情報発信ができる。しかし、これは費用や管理、セキュリティ対策などの問題から個人では難しいのが実状だ。
そこで、サーバーをレンタルするという選択肢が生まれる。
レンタルサーバーはホスティングサービスとも呼ばれ、有料のものと無料のものにわけられる。無料のレンタルサーバーは、ユーザーのホームページなどに広告を表示させることで収益を得るのが一般的だ。商業利用が禁止されていたり、CGIの利用を制限されたりすることも多い。アップロードできる情報量(=サーバーの容量)も有料サーバーに比べると少なめだ。
有料のレンタルサーバーには、さらに、専用サーバー、共用サーバー、仮想専用サーバー(VPS)の3種類がある。
専用サーバーは、1台のサーバーを1人のユーザーが専用で使うことができる。情報を発信するために必要な操作のほとんどが可能で自由度も高いので、本格的なホームページ運営に向いている。ただし、月額使用料が10,000円台とコストが高く、サーバーに関する高度な知識とスキルが要求されるので上級者向けといえるだろう。
共用サーバーは、1台のサーバーを複数のユーザーでシェアし、運用コストを低くしているのが特徴だ。シェアするユーザー数が増えるほどコストは低くなるが、それに伴って機能や容量は制限される。ただ、どんなに低コストでも広告が表示されることはない。
共用サーバーの使用料は月額100円台から3000円台以上までと、まさにピンキリだ。こうした価格差が生まれる理由には容量の大小もあるが、サポートの充実度やサービスのきめ細かさ、サーバーをシェアする人数などもあげられる。
仮想専用サーバーは、専用サーバーと共用サーバーのメリットを合わせ持ったサーバーだ。形態は共用だが、1台のサーバー内に複数の専用サーバー環境を形成しているのが大きな特長だ。これにより、専用サーバーの使い勝手を実現しながらコストを低くすることに成功している。